夕と闇

本と旅と日々の暮らし。あわいに消えていくものたちの記憶。しんしんと降り積もる。

『コントロールゲーム』 郷里悟

幻冬舎のキャラクターノベル、という位置づけらしい。

ライトノベル(硬め)って思っておけば良いかも。萌えを前面に押し出したりはしていない。

 

タイトルと、あらすじが、中身と合ってない。

天才と称される人がいっぱい出てくるけど、そんなに天才っぽくない。

伏線が分かりやすくて、展開が読める。

 

…みたいなところは気になるけど、まあ普通に面白かった。

 続きが出たら、本屋で実物を見て買うかどうか決める。ぐらいの感じかな。

 

 でも、ライトノベルとか読んだことない人だと、トンデモな感じで、受け入れがたいかもしれないねー。

 

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コントロールゲーム 金融部の推理稟議書 (幻冬舎文庫)

コントロールゲーム 金融部の推理稟議書 (幻冬舎文庫)

 

 日本中から集めた天才奇才を次世代の人材に育成する幕乃宮学園で、マインドコントロールによる集団自殺事件が発生。学園の融資元である帝都銀行から派遣された陣条和久は、成績トップの冷徹な女子高生と共に、事件を調べ始める。警察や諜報員の罠を避けながら、犯人との頭脳戦を繰り広げる二人が暴いたのは、人を破綻に導く脅威の計画だった。