わたしがこのブログを始めた理由。
だいぶ落ち着いてきたので、わたしがこのブログを始めた理由を書いておきます。
(何かを始めた直後はハイテンションになりがちです…。苦笑)
今現在、金銭的に自活している社会人なのですが、大学時代はサークルで小説を書いていました。
最近(と言っても去年ですが)また書きたいな~と思って、久しぶりに小説を終わりまで書いてみたら、長い文章を書く体力?根性?がすっかりなくなっていることに気づき、愕然。
継続的に文章を書く習慣を作らなきゃだめだ、ということで、パソコンを買い替えたのを機にこのブログを始めた次第であります。
あと、ブログ始めてみて思ったけど、ものを考える力も衰えた気がするよ。
最近は日記もろくに書いてないからなー。
Twitterとか、Facebookとかばかりだと、そんなに長い文章書かないし。
会社で文章を書く機会はたくさんあるけど、情報を一対一で正しく伝える文章と、小説の文章はやっぱり違う気がする。
もうひとつ、文章を書いて暮らしていきたい、とこれまで漠然と思っていて、作家とかに憧れていたんだけど、他に仕事を持っていれば、いくらでも「文章を書いて暮らしていける」ってことに気づいたんだよね。
いくらでも、書けばいいんだよ。
好きなだけ、自分の頭の中を表現すればいい。
そのことにようやく気がついたのであります。
まぁ、他人に見てほしいとか思い始めるといろいろややこしいけど、書くことは本来孤独な作業だし、良いものが書けたら他人からほめられなくても十分嬉しいし、そういう感じでやっていきたい。
いちおう旅と本のブログってことになっていますが、当分のあいだ話題に困らないってことで、とりあえず、具体的な旅と本から始めている感じです。
旅も本も好きだから、書くことはたくさんあるんだー。
慣れてきたら、もう少し、抽象的な話をしたいな。物語に成長するかもしれない思い付きとか、そういうものも載せていきたい。
それからブログタイトルの『夕と闇』ですが、確かブログを始めようと思ったのがそういう時間帯だったのだと思います。
夕闇。
透き通るような群青色。
振り返ってみれば、大学時代小説を書いていたときも、本を読んでいるときも、気がつくと窓の外が暗くなっていて、夜になりきる前のその不思議な時間帯が、日常から抜け出すための非常口 みたいに思えて、わたしは、ここではないどこかに強烈に焦がれながらも平静を装い、おとなしく部屋の電気をつける、これまでずっと、そんなふうに生きてきた。目をそらし続けてきた。
でも、これからは、言葉を命綱に、夕闇に分け入りたい。
夕闇に紛れたい。夕闇の中でそっと目を凝らしたい。
そういう覚悟をしている。
よろしければおつきあいください。夕闇のどこかで会えるといいね。