夕と闇

本と旅と日々の暮らし。あわいに消えていくものたちの記憶。しんしんと降り積もる。

幸せになる第一歩は、身体をあたたかくすることである。

今日は友人の結婚式で受付を頼まれていたので、早めに出掛けて行ったのだけれど、上着を忘れて大変寒かった。

 

もともと式場の近くに車を停めようと思っていたので、上着のことはすっかり頭から抜け落ちていた。結局、少し遠くに車を停めてしまったため、式場まで10分弱歩くことに。

この時期、天気が悪いとかなり寒い。

寒い寒いと思いながら式場まで歩き、式が終わった後も二次会三次会と寒い思いをしながら街を渡り歩いた。小雨の中、傘を持っていなかったので、濡れて歩いた。

 

寒さはもろに精神の余裕を奪う、というのが本日の気づきである。空腹も同様に精神状態を悪化させる要因となりうる。

人の精神は常に、身体の影響を受けている。

 

家に帰ってきて着替えて、パジャマはあたたかいな~、と思った次第。

あたたかいのは、幸せである。というか、あたたかさを抜きに、幸せにはなりえない。我々は、その事実を、きつく心に刻んでおく必要がある。

少なくとも、春が来るまでの間は。