夕と闇

本と旅と日々の暮らし。あわいに消えていくものたちの記憶。しんしんと降り積もる。

2015年3月23日の所感。

今日は、寒かった。

先週はあたたかかったのに、今日は寒くて風が強くて、帰るとき大変だった。風が強すぎて、自動ドアが開かなかった。

 

『ねこあつめ』『シムシティ』に加え、『ようとん場』を始めました。スマホアプリ。豚を育てて出荷するやつ。去年流行ったらしいね。

豚がドナドナされていくときのひと言が切ない。

 

あと、久しぶりにアニメを観始めて、心が目に見えて元気になって、アニメすごいと思った。

『それでも世界は美しい』ってやつ。もともと原作のファンで、原作の漫画家さんのファンなのです。椎名橙さん。アニメ、ようやく観られた。今、8話ぐらい。

 

先週末、おいしい肉を食べる機会に恵まれたけど、もう脂っぽい肉はそんなに入らない。年でござる。少しでいい。足りないくらいでいい。

 

ブログの記事にもしたけれど、福岡伸一氏のエッセイを読んだら大変面白く、わたしもエッセイを依頼されたつもりでブログを書けばいいんじゃないかと思った。

あのレベルのものを書くには、かなりの時間とやる気を注ぎ込まなければいけないと思うけど。というか、それで同じレベルに到達できるのか不明だけど。

 

誰かに何かを伝えたい、っていう気持ちはどこから来るんだろう?

それとも、今のこの思考が失われてしまわないよう記録しておきたい、っていう気持ちなんだろうか?

 

人は死ぬから、自分が死んだ後も残る何かを生み出したい、って思うのかな。

結婚して子供を産む、っていうのがいちばん一般的だよね。遺伝子を伝える。わたしは、わたしの思考を残したい、と思う。

 

わたしが死んだら失われる、日々刻々と変化しているわたしのなかの海が、確かにそこに存在していたことを、わたしは誰かに知っていてほしい、と思う。

言葉は祈りだ。