夕と闇

本と旅と日々の暮らし。あわいに消えていくものたちの記憶。しんしんと降り積もる。

『舟を編む』 三浦しをん

文庫落ちしていたので、読んでみた。

映画にもなりましたね。

 

売れてそうだからどうかなー、と思ったけど、普通に面白かったです。

プロジェクトXとか(あんまり見たことないから良く分かんないけど)、歴史ものみたいな感じの時間スケールで、いろいろ省略されていて、「ちょっと主人公の恋上手く行き過ぎじゃない!?」という感じはしたが(笑)

 

映画は、松田龍平宮崎あおいなのね。

小説読んでて、ちらっと『神様のカルテ』が頭をよぎったので(二人が住んでる家とか)、宮崎あおいかー、みたいな。ちょっとイメージ違った。

しかし、宮崎あおい、いろんなところに出てるね。

 

一時期、常に電子辞書を持ち歩いていて、分からない言葉があるとすぐに調べる生活をしていたけれど、そんな習慣もなくなってしまったなー。

と思いきや、今はスマホで即検索しているのだった。

 

そういえば、学校の先生とか、紙の辞書じゃないと言葉を覚えない、みたいな意味不明なことを言ってたな…。

 

巻末特典は主人公の書いた恋文なんですが、かなり笑えました。ぷぷぷ。

 

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舟を編む (光文社文庫)

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 以下、Amazonより。

 

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。

 

 

舟を編む 通常版 [DVD]

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 映画。観てないから、良いのかは分からない。