『東のエデン』 杉浦日向子
『百日紅』映画化記念(?)ということで、杉浦日向子の漫画をいくつかまとめてお借りした。
そのうちの一冊、『東のエデン』。
筑摩書房じゃなくて、青林堂のもの。
解説は、赤瀬川原平が書いている。
舞台は、文明開化後の日本。
語彙がなくてうまく説明できないけど、外国人が珍しいものの普通に町を歩いていて、学生さんが医学を学んだり、絵画を学んだりしていて、でも洋装の人はそんなにはいなくて…。
特別大きな事件が起こるわけではないんだけど、その時代の空気が伝わってくる感じ。原っぱ、砂ぼこりの舞う道、田んぼ、ふんどし、西洋への憧れ、みたいな。
好きだな。この人の漫画。
『百日紅』の映画も面白そうだね。この辺でもやってくれると良いなー。
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